【撮影編】

 

ヘアセット、着付け、と来たら次はいよいよ撮影です。

お支度を乗り越えたとしても、撮影では1人のカットを撮るためにご家族から離れなければいけない瞬間ができたり、スタジオ内の皆から注目されたりと緊張する要素がたくさんあります。

 

今回は

1.パパママから離れられない

2.引き攣り笑いになってしまう

3.撮影途中で疲れてしまう

この3点の対策などを紹介していきたいと思います。

 

 

 

1.パパママから離れられない

 

これは七五三に限ったことではないのですが、撮影の空気感や注目されているという環境でいつも以上に緊張してしまい、

パパさんやママさんにくっついて離れられない、というのはよくあることです。

 

大人だって撮影に緊張してしまう方がたくさんいるので、子どもだと余計に不安を感じてしまいますよね。

 

ここで禁物なのは、無理矢理お子様を1人にしようとすること。

 

撮影時間などもあるのでつい焦ってしまいがちですが、無理に離れようとすると不安を煽る形となってしまい逆効果です。

離れられないようであれば、最初はそのままなるべくそばに居てあげましょう。

 

「1人にさせられた」ではなく、自然と離れられるような状況を作ることが重要です。

玩具や遊びなどで周囲の緊張感より楽しさの方に目を向けさせるのです。

 

この状況を作るために、最初はパパとママとスタッフで遊んでいく、という方法をよく使います。

 

「○○で遊ぼう!」と言ってすぐに馴染んでくれる子だと問題ないのですが、人見知り・イヤイヤを発揮している子だと慣れるまでに時間がかかってしまいます。

なので「そこで周りが自分以外で楽しそうなことをしている」という状況を作ることで、「自分も遊びたい、やってみたい」と自発的に感じさせるのです。

 

パパとママとスタッフで遊び、少しでも興味を持ったようだったらお子様も引き入れていき、最終的にパパとママが少し離れても大丈夫、となるのが目標です。

離れても大丈夫、と言ってもそこまで距離を取る必要はありません。

 

遊びに熱中していても、ふとした拍子に我に返って振り出しに戻ることも少なくないので、1~2m近くにいてあげて下さい。

(必要があれば距離についてはスタッフが適宜お伝えします。)

 

どうしても撮影環境を怖がってしまう場合は、1度スタッフが退出して家族だけで場所に慣れられるような時間をとる、気分転換をする、などの手段もあります。

ですがこれらの手段は時間がかかってしまいがちなので、前撮りなどで時間に余裕を作れる対策を取っておくほうが良いでしょう。

 

人見知り・場所見知りのお子様の場合は長期戦も視野に入れておいてください。

 

 

 

続いて次回は

2.引き攣り笑いになってしまう

の情報をお届けします。

 

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